松本 力 Chikara Matsumoto
松本 力 Chikara Matsumoto
[ 絵かき/映像(アニメーション)作家 ]
1967年8月31日、東京都生まれ、東京都在住。1991年、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業。一コマずつのドローイングと透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションの制作で、絵による映像表現を目指している。特定の音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」と打ち合わせなしで互いの映像と音楽を交叉させるライブパフォーマンスや展示を行う。また、自身の表現を助力する、友人のような存在としての手製の映像装置「絵巻物マシーン」シリーズを用い、子どもたちとのワークショップを商店街や病院、学校などで積極的に実施している。



もう、いわなくてもいいことがある。(宇宙の箱)
この宇宙の、この世界で、お互いにまなざしを交叉させるデュアルな関係性にある存在に関心があります。作品と作品を交える時にも、お互いの想像を深めることを願っています。Tian Tian Xiang Shangの目線から「宇宙の箱」をのぞいて観るような、視点の交換について、包み込まれているということは包み込んでいるということでもあり、お互いが知っている何かを伝えあったことについて、もういわなくても、それぞれの中で生かされていく関係性を想像しています。